2005年11月22日(火) 所要時間:7時間50分 費用発生:1,200円
543聖蹟桜ヶ丘・・・615高尾山口616−713高尾山716−752城山−825千木良−844相模湖(嵐山登山口)850−916嵐山−1006鼠坂−1043顕鏡寺−1134石老山1150−1233篠原−1316石砂山−1406西野々−焼山登山口1622=1650三ヶ木=1720橋本
11月の前半は痛めた右足の回復に努めた。その間も旅に出たいという思いは募るばかりであった。仕事と道楽はコインの裏表のような関係なのだろうかとも思う。しかしなぜもう一度東海自然歩道なのだろう、自分でもわからない。こういうのを中毒とか依存症というのかもしれないが。すっかり寒くなった11月下旬、私は夜明け前の野猿街道を聖蹟桜ヶ丘駅へ向かった。京王線の下り始発で高尾山口へ。
起点の道標にタッチしてからおなじみの1号路のアスファルト道を進む。2つカーブを切って、コンピラ台分岐を過ぎたあたりで東側の多摩丘陵から朝日が昇ってきた。オレンジ色とも朱色ともつかぬ朝の光が木々に投影されていてなんとも云えない荘厳な夜明けである。ホウと思いながら進んで、ケーブル駅を通過し、薬王院の参道を上がり、男坂の108階段をこらえて、薬王院の境内を抜ける。坊さんが朝の読経をしていた。
石造りの階段をしのいで、1号路をつめていって、あっさり高尾山頂に到着。高尾山口から1時間を切ったのははじめてであった。南側の丹沢山塊や富士山が朝の澄み切った空気の中、凛と立っている。同じ山、同じ展望でも、季節や時間帯によって受ける印象はちがう。石段を下って奥高尾ゾーンに入り、いくつもトレイルがある幅広い縦走路をたんたんと進み、一丁平からは登りに転じ、ほどなく城山へ到着。朝早いので茶店は営業していなかった。ここから眺める相模湖も良い。
千木良へ一気に下り、30分ほどで下界に出て、城山下売店を通過し国道20号を横断し、弁天橋への下りをしのいで、相模川を渡る。対面の登り返しもけっこうきつかったが、歩き出してから2時間半で相模湖までやってきた。ひといき入れたあと、嵐山の急峻な登りにかかる。30分ほど苦しいのをこらえて、嵐山頂上に到着。ここからすこし下った後は相模湖近くの山とも丘陵ともつかぬところを引き回される。いがいと谷筋を高巻くあたりでは道が悪く、ヒヤリとする場面もあった。ほどなく金網でしきられた中を進み、墓地の脇を通って鼠坂を通過。
そのあとも林の中など、のどかなところを歩いて、再び道路に出て相模湖病院のわきから石老山の登山道に入る。急斜面の登りをこらえて、顕鏡寺を通過。ここからは巨岩が随所にあらわれる趣深い登りとなる。順当に高度を上げて、相模湖の展望スポットでもある融合平を通過。平日だがハイカーの団体が休んでいる。ここからは尾根歩きのような道だが、頂上まではけっこう長く感じた。11時34分ころ、石老山の頂上に到着。ここで菓子パンの行動食。
篠原への下りは荒れ気味で、急斜面に古びた丸太階段があってやや難儀したが、30分ほどで耕地に出てきて篠原バス停前を通過。ここから農道をしばらく進み、そのあと石砂山の登山道に入る。小役ぞろいとはいえ、きょう5つめのピークなので疲れる。40分ほどの登りをこなし、最後の方はかなりきつかったもののどうにか石砂山の頂上を踏んで、南へ向かう。ひとしきり下ったあと、道は尾根歩きの様相になり、山火事跡をつっきり、山中を進んでゆくと菅井分岐を過ぎ、いつのまにか石畳になって、伏馬田の集落に出た。
道志川を渡って、対岸の車道を上がって行って国道413号を横切り、西野々バス停には14時過ぎに到着。次のバスは16時22分までないので、商店のある焼山登山口まで歩き、ビールを飲みチップスをむさぼりながらバスを待った。