1998年6月8日(月) 所要時間5時間17分
1210平野ー1300平尾山ー1322大平山ー1341長池山ー1447忍野八海ー1507鐘山橋ー1545富士吉田浅間神社ー1624富士ビジターセンターー1727一本木

裏丹沢の後半をショートカットという姑息な手で切りぬけ、山中湖まで線を延ばしたからには、富士吉田、ひいては本栖湖まで歩いてみたくなる。社会人になり二ヶ月が過ぎ、少しは落ち着いてきたので初夏、梅雨の晴れ間に出来ていたプランを実行に移した。
大月からは初めての富士急線である。初夏の日差しを浴び、京王線からの転用だが結構ローカル向けにカスタマイズされていた富士急の2両の電車がゆっくり、とろとろと進む。中央高速バスがベストなのだがあれは基本的には要予約だから雨が当日降った場合を考えると行きには使いづらいのである。地方私鉄なので駅間距離が短く、ちょっと走っては停まりをくりかえす。
富士吉田着11時5分。平野行きバスを待って乗る。忍野から先は月曜日で乗る客はなく、私の貸切となった。正午すこし過ぎに山中湖東岸、三ヶ月前に来たばかりの平野に着いた。
久しぶりの山登りはこたえた。しかも階段状の登りなので歩きづらい。が、音を上げる前に平尾山の稜線に出る。山中湖一帯が一望のもとに見渡せる。しかしそこから大平山、長池山までは急なアップダウンの繰り返しで、さらにそこから忍野へ向けての下りも急下降でいささか閉口した。
ほっとした感じで下界に戻る。本日はここからウォーキングである。ハリモミ純林を抜け、頼りにならない標識と地図を見比べながら忍野を経て富士吉田へと向かう。どれが東海自然歩道のルートかはっきりいって分からないが、道をはずしていても強引に次善の道を進み修正するよう心がけた。そのため忍野八海もあまり印象になく、鐘山の滝も見られず、やたらアスファルトの道に頼った気がしないでもない。
忍野の出口付近の小道は緑に囲まれ実に心地よかった、が、鐘山橋から桂川沿いの小道はブヨがやたら多く、思わず走ってしまい、吉田市内に入ってからはルートを完全に見失い、天下の国道139に頼りっぱなしであった。
しかしこの東海自然歩道正規ルートに執着しないためか、さくさく進めて、思ったよりあっさり浅間神社にたどり着いた。そこからは自然歩道もスバルライン入口まではモロに139号沿いである。富士吉田市街を通り、でんきのセキド富士吉田店の前を通る。大きいSEKIDOのロゴとロバのマークが電気専門店らしくて、よい。
富士吉田のマックで山梨日日新聞を読みつつ食事をした後、なおも国道沿いを進む。富士急ハイランドのジェットコースターの絶叫を耳にしつつ歩いているうちに、スバルライン入口のビジターセンターに着く。ここからは国道をはなれ、樹林帯の小道を歩いたり、畑の中の車道や林道を歩くバラエティに富んだ道であり、アスファルト道が分かれるところ全てに道標があるわけではないので地図とにらめっこしながら判断・修正せねばならない。
やがて薄暗い樹林帯の中の林道を行くうちに139号バイパス及びバス道路を横切り、なおも歩くと「鳴沢村 大多和」の集落に入る。ほどなく足和田山登山口に着く。ここから一本木のバス停まではすぐであり、無事本日の行程終了である。帰りは運良く河口湖で高速バスの券を取り、夜八時頃自宅に戻りついた。