2000年6月2日(金) 費用発生 16,980円(15区含む)
所要時間14時間22分

106小田原・・・238静岡459・・・金谷615・・・家山650ー750八垂の滝ー830市井平ー1055大日山金剛院ー1111平松峠ー1330大時1405ー1510新宮池ー1652若身ー1733犬居城跡ー1811秋葉神社下社ー2112秋葉寺三尺坊
夜明け前午前三時、静岡駅近くの有名チェーン居酒屋にて私は赤ワインを飲みつつ焼きビーフンを口に運んでいた。今回も間抜けな日程作成者のせいで、登山開始まえの飲酒会となってしまった。これからは暑くなるので秋まで標高の低い東海自然歩道ツアーはやれない。よってこの二日間の休みを利用して行けるところまでは進んでおかねばならない。居酒屋がラストオーダーとなるころ、夜が明け私は駅に向かった。
しばしまどろむうちに列車は大井川の橋梁を渡り、西岸の金谷に着いた。ここで大井川鉄道の始発を待つ。古色蒼然たる電車に揺られながら家山着。窓口で精算をすませたのち、早速歩きを開始する。まずは野守の池へ向かわねばならないが、どう行けばいいのか少し迷った。川根町のウォーキング標識に従い、どうにか天王山を巻いて池に着いた。何の変哲もない池だが、大井側の蛇行で出来た池らしい。そんな変哲のない池を3分の2周ほど回らされてからは、家山川沿いを西へ進む。ほどなく家山市街からトンネルで来た道と合わさり、林道をさらに西へと進むと、八垂の滝分岐である。ここで左折し、市井平へゆるい登りにかかる。
単調な林道の登りを続け、ほどなく市井平着。ここからさらに大日山金剛院へ向けての登りである。林道そして登山道、また林道と繰り返し道が変わる。もっとも、紛らわしいところには道標が設置してあるので問題ないと思う。途中朝食タイムをとったりして、けっこうのんびり歩いたつもりだが、林道が下りに転じたかと思うと、ほどなく大日山金剛院到着。寺の涌き水で喉を潤したのち、平松峠へむけて林道を下る。コースタイム40分だが、いともあっさりと平松峠に着き、ここは道標に従い右折するとすぐに鳥井沢山への登り口。この先クマが出没しますという注意があると、事前にネットで知っていたので、一年前に群馬県館林市の某ショッピングセンターの某スポーツ専門店でたまたま買ったクマよけの鈴を取りだし、ズボンのベルトに差し込む。
ここの登りは暑かったせいもあり厳しかった。参ったなとつぶやきながらの登り。途中、工事中の林道が現れるがすぐに登山道に戻り、鳥井沢山へ向けてひたすら登り。植林されたての地帯なので直射日光がつらい。やっとのことで斜面を登り切り、標識ひとつない鳥井沢山にたどりついた。ここからはかなりの急な下り坂。そして林道に出会い春埜山大光寺へ向けて西へ進む。山の高みにつけられた林道と言うのも何か変である。ほどなく大光寺の鳥居を横目で見て、パラボラアンテナから大時へひたすら林道を下る。途中1回登山道でショートカットしたと思うが良く覚えていない。ほどなく大時の集落に着き、高巻き道を西へ進むと大時の休憩所である。
大時の休憩所にはノートが置いてあり、かつてここを通った人の書き込みがされている。とほさん、藤村昌弘さん、susumuさんなどの書き込みが確認できた。小生もちょっと書いた後、ここで昼食とする。午後二時過ぎ、若身目指して林道の下りである。だいぶ下って砂川の集落。自販機のジュースで喉を潤してからすぐに新宮池向けての登り。登りまくったあとの登りはつらい。ほどなくもの静かな、緑かかった新宮池に到着した。ここから林道を下り、和泉平から若身目指す下りで道を間違え、バス道路に出てしまった。若身まで強引にバス道を歩いて修正する。途中のドライブインでアイスを食べる。
若身からはさらに犬居城跡へ向けての登り。これも短い割にはかなりの登りのように感じた。城跡からは眼下の街並みが見下ろせるがあとの下りもこれまた大変。ほどなく平地に出て、少し歩くと秋葉神社下社。日暮れ間際だが今日は寝袋持参なのでどこで打ちきろうが小生の勝手である。というわけで風情のある秋葉山麓の登りを進み、秋葉山の登りに挑む。ほどなく日暮れ。こちらの疲れも甚大なので焦らず、急な登りをマイペースで登って行く。かつての表参道なので道は高尾山なみに整備されており、夜間歩行でも問題はない。ラジオで野球中継を聴きながらしんどい登りを続ける。
横浜がヤクルトに勝ったのを確認してからしばらく進むと、秋葉山頂上近くの三尺坊に到着した。いい野宿スポットがあったので本日はこれにて終了とする。明るさ一杯の音楽番組を聴いたあと、寝袋を取りだし、中に入る。午前三時頃寒さで目をさましたのだからそこそこ眠れはしたのだろうが、なにか寝たりない気がする。
2000年6月3日(土)
340秋葉寺三尺坊ー405秋葉山ー615龍山 所要時間2時間35分
夜明け前、秋葉山頂上めざし歩みを進める。三尺坊の建物の右横からさらに上へと続く道があり、それをひとしきり登ると秋葉山頂上の神社(上社)である。大きいしめなわのある神社を瞥見してから、駐車場をへてスーパー林道に入る。昨日の疲れは全く取れていない。ほどなく林道から秋葉ダムへむけての分岐がある。このくだりもなかなかに厳しく、高度をひたすら削り取る苦しい道であった。昨日あれほど苦労して登りし高度をあっという間に台無しにしてしまうのだから東海自然歩道は恐ろしい。さて、ジグザグの下り道を進み、小川を渡ると谷沿いの道となり、尚も下りに下ると天竜川に飛び出す。富士川や大井川ほどの大河の様相はないが、両岸の谷は峻険である。
秋葉ダムをみながらすぐ下流を赤い吊橋で渡る。渡り終えたところが龍山(たつやま)の集落で、ささやかな家並みを過ぎてから国道へたどり着くとバス停待合室に到着した。まだ朝六時過ぎだが、きょうはこれでおしまいにしようと思う。次回の日程を勘案すれば熊まで歩いてもよいがこれ以上の歩きは苦痛にしかならないと判断し、フラフラの体でバスに乗り込んだ。西鹿島・浜松・小田原を経て、昼前に自宅に帰着した。