東海自然歩道の旅2 第5区 田貫湖→井出

2006年4月22日(土)  所要時間5時間38分(累計:49時間40分) 費用発生:8,500円

512高幡不動・・・523京王八王子535・・・600町田・・・小田原718・・・827富士843・・・902富士宮910=953田貫湖南−1001田貫湖1005−1114長者が岳−1126上佐野分岐−1240上佐野−1341佐野峠1353−1423思親山−1521源立寺−1543井出1605・・・富士1648・・・熱海・・・・1810小田原1836・・・1917町田1929・・・八王子2012−2025高幡不動

朝五時、坂を下りて高幡不動の駅に向かう。四月下旬でも早朝ではまだ寒さを感じる。八王子、町田の乗り継ぎを経て小田急で時折まどろみながら小田原へ向かう。小田原から沼津行きの列車に乗る。根府川のあたりで紺碧の海が窓外に広がる。ここの景観は東海道本線の白眉である。真鶴からトンネルをいくつかぬけて、湯河原、熱海と過ぎる。伊東線を分けて丹那トンネルを抜けて、三島に停車。次の沼津で静岡行きに乗り換えて、8時27分、富士に到着。身延線ホームのスタンドで立ち食いそばの朝食。

身延線の列車は少し遅れていたので、安全策をとって一本前の「特急ワイドビューふじかわ1号」で富士宮へ。10分しか乗らないが、特急料金310円を徴収される。身延線の車窓からも富士山の眺めがよい。9時すこし前に富士宮到着。9時10分発の休暇村富士行きバスで前回打ち切った田貫湖をめざす。白糸の滝をすぎて山の中へ入っていって、田貫湖南でバスを降り、湖岸道路を数分歩いて、打ち切りポイントの長者が岳登山口へもどってきた。

道標にタッチし、登りを開始。ここの登りはそれなりにしんどいので、MDウォークマンのスイッチを入れ、KOTOKOさんを聴きながら登ってゆく。木の階段まじりのしんどい坂を粛々とのぼりゆく。7年前に来たときは頂上まで1時間7分で登りきったので、一時間程度で登れると思っていたが、あの時と違い小生が30代になったからか、頂上までの所要時間は7年前より2分長い1時間9分であった。妙に口惜しい。

頂上からの展望は最高。東側の富士山の圧倒的な存在感。上部に白い雪の衣をまとった姿は神々しさすら感じさせる。西側に目を転ずれば南アルプスの山々。前衛の山々にはあまり雪が残っていないが、奥に控えるアルプスの高山だけは白い。一番北に位置している形の良い三角形が北だけ、その次が間ノ岳、農鳥岳、すこし間を置いて塩見岳、荒川、悪沢、赤石・・・・神秘の峰々を指摘できる、意外にぜいたくな展望である。

頂上で1分半ほど休んで、展望を楽しんだ後、鞍部へ向けて一下り。大きな影が横切ったので頭上に目をやると、天子が岳方面からグライダーが舞ってきた。鞍部から西側の谷へおりてゆく。上佐野への下りは東海自然歩道の中でも有数の難路で、気をつけて歩かないといけない。谷筋の足元の安定しないトラバース道をコースサイン頼りに慎重に進んで行く。か細いトレイルが3キロほど続き、そのあたりから高度をガンガン下げていって、ときおり沢沿いをからむように高度を下げていって、最後に大規模な伐採地を横切って、11時40分、山奥の数軒の民家と茶畑しかない、のどかな上佐野の集落に降りついた。7年前に泊まった富士屋旅館はもうない。

茶畑沿いを登っていってすぐに山道に入り、高度をまた上げていく苦しい道が続き、峠の近くには152段の木の階段で一気に高度をかせぐ場所もあった。苦しい登りをこらえて林道と合流し、佐野峠に到着。思親山を登る人が増えたのか、立派な駐車場やあずまや、トイレまで新設されていた。腹もすいたのであずまやで天子山脈越しにそびえる富士を見ながら菓子パンの昼食。14時すこし前に思親山めざして歩みを再開。

思親山へは階段状ののぼりと稜線通しの歩きを30分ほど進めばよかった。わりあいあっさりと頂上についたので休まず、横目で富士山を瞥見したのち下りにかかる。あとは登りがほとんどないので、ここで本気を出すことにして富士川が見え隠れする中のゆるい下りを猛然と下る。内船方面への道をいくつか分けて、林道を横切り、なお下って、ほどなく林道とつかず離れずの道を下ると八木沢の集落に出て、源立寺前を通過。八木沢峠を越えてからはカーブの林道をテキトウに歩いて、ほどなくすぐ前に富士川が見えて、15時43分、身延線の踏切を渡って井出駅に到着した。

16時5分の富士行き列車で退散。車内でひと眠りするともう富士で、東海道本線の列車の乗り継ぎ、熱海で乗り換えて小田原には18時ごろに戻ってきた。土産品店で磯海苔とういろうを買い、ロマンスカーで町田へ向かった。

第6区 井出駅→西里温泉へ

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