2005年11月1日(火) 所要時間10時間15分 費用発生2,130円
531聖蹟桜ヶ丘・・・笹塚・・・625九段下−630日本武道館635−719新宿−813明大前−922つつじヶ丘929−950国領−1153聖蹟桜ヶ丘−1231野猿1250−1402野猿峠−1422北野−1446由井1451−1607高尾1612−1650高尾山口
東海自然歩道を踏破しようと考える人は変わり者である。そして私の知っている人でも数人いるが、東海自然歩道をほんとうに全踏破してしまう人は相当の変わり者である。そしてあまりいないが東海自然歩道で東京大阪間を往復してしまう人は愚か者である。そしてそれでも東海自然歩道を歩きつづけようと考える者は阿呆らしさ極まりし者とでもいえようか。2004年5月に東京大阪間往復踏破をやってしまったにもかかわらず、歩きに行きたいという衝動は増すばかり。きっと本業激務で頭がおかしくなっているのであろう。
ある休日。心の中で練っていた計画をいきなり実行に移した。朝5時台の京王線で都内へ向かい、笹塚乗り換えで九段下で下車。地下鉄の出口から東京のスタート地点と決めた日本武道館へ向かう。早朝散歩の人でそれなりに人がいる武道館まではすぐで、武道館正面入口を6時35分にスタートした。田安門を抜け左折し、靖国神社を右手に見ながら進み、市ヶ谷で神田川を渡ってなお靖国通りの歩き、曙橋を過ぎて右手に東京厚生年金会館が見えてくる。新宿界隈に入って来たところで甲州街道へ移る。陸橋で線路をまたぎ、朝の新宿をきりきりと歩いた。
人ごみの中を黙々と歩き、何度も信号待ちで停められるつまらない歩きだったが、笹塚、明大前と過ぎて高井戸で上に乗っていた首都高がはなれて、なお甲州街道を淡々と進む。仙川からすこし下って、昨年の裏編ラストと同じようにつつじヶ丘の吉野家で豚丼の朝食。さっさと食べて歩きを再開し、柴崎を過ぎて野川を渡って、国領に到着。いいかげんうんざりしたので左に折れて多摩川の土手をめざす。15分くらいで多摩川につきあたり、そこからは土手の上を飛ばして歩く。
京王多摩川を過ぎ、多摩川原橋を過ぎて府中市に入り、稲城大橋有料道路の下をくぐり、小柳町・是政と過ぎて南武線の電車を見ながら歩きつづける。なお歩いて関戸橋で土手を離れ、関戸橋を渡って聖蹟桜ヶ丘の構内を突っ切る。いつも通勤で使っている道を歩いて、大栗川ぞい、そして野猿街道に入り、昼過ぎに自宅に到着。ここでコンビニ弁当の昼食。このままゴロゴロしていたいという思いをふりきって野猿街道に戻って西へ進む。ニュータウンぽいところを進み、野猿街道が登り気味になっていって、野猿峠を越えて北野までぐわっと下る。このあたりで足が痛くなってきて、信号待ちでは座り出すありさまになった。
北野の交叉点を直進し、めじろ台方面へ進む。由井の役所出張所で休んで、気を取りなおし前進。めじろ台手前の上り坂がたいへんつらかった。めじろ台の幅広い通りを西に向けてオートマティックに進むも体は限界に近くなってきた。町田街道にぶつかれば高尾は近い。右折して高尾駅の南口に到着。ここで足が止まった。動けないのだ。50kmほど歩いて、両足がまともに動かなくなってきた。駅前のベンチに腰掛け回復を待つ。11月なので日暮れが近くなってきた。
東海自然歩道起点の高尾山口駅までは歩いておきたいので、痛む体にむち打って、高尾の街をズールズルと歩いて、国道20号に戻ってきた。追分で小仏方面への道を分け、南浅川沿いの道をもはや歩きになっていない状態で気力だけで進んで、ようやく目の前に京王高尾線のトラスが見えて、高尾から高尾山口までの1.9kmに38分もかかって(ある意味屈辱)高尾山口駅にころがりこんだ。武道館から目標にしていた10時間が切れなかったので悔しい。はうようにして土産物店街をすすんで、ケーブル駅近くの自然歩道起点の道標にタッチ。
また、歩いていいですか?
とりあえずズタズタの状態なので近くの蕎麦屋でトロロそばを食べた。これはうまかったが、足は完全に壊れていてまともに歩けない。帰途、高尾山口駅と乗り換えの北野と聖蹟桜ヶ丘でエレベータに乗る羽目になり、右足首の痛みは1週間引かなかった。