山紹介及び最も楽な登り方。
群馬県西部は火山と温泉の宝庫です。浅間山、草津白根山と今なお、あぶない活動を続ける山が多くある火山地帯です。草津白根山はその白根火山の代表格で、硫黄ガスを吹き上げるお釜の異形などは観光客をひきつけてやまない。ただ、登山の対象としては、相手にとってまことに不足の感は否めない。白根火山バスターミナルから一時間程度の登りで元白根登山道の最高点に達せられる。しかも道は遊歩道同然なので楽勝である。難易度0。
「登山記録」 2000年10月7日 費用発生 9,698円
520聖蹟桜ヶ丘・・・分倍河原・・・府中本町・・・南浦和・・・大宮・・・高崎・・・渋川903・・・948長野原草津口958=1100白根火山1105−1117ロープウェイ頂上駅ー1147登山道最高点ー展望台ー鎌池ー白根火山1237ー湯釜展望台ー1300白根火山1330=1435長野原草津口・・・高崎・・・高麗川・・・八王子
今年最後の登山ツアーはなぜか草津白根山になってしまった。この山は長野原草津口からバスで1時間でやすやすと標高2000mの白根火山バスターミナルに至ることが出来、そこから最高点の本白根まではすぐであり、相手にとってまことに不足である。よって前の晩に計画を組み、杖も登山靴も不必要だろうと考え、普段着に運動靴と言う出で立ちで早暁5時に自宅を出、武蔵野線経由で大宮に出た。大宮のみどりの窓口でスーパーホリデーパスを買い、新幹線を使うまでもないので高崎線の普通列車に乗り、一眠りすると高崎着。水上行きの上越線普通列車に乗り、渋川へ向かう。高崎を出た列車は市街地をしばらく走り、井野を過ぎると関越自動車道の下をくぐる。そして左窓に北関東有数のショッピングセンター「赤まる市場」の看板がチラと見え、運転免許試験場の脇を通ると新前橋、そこから徐々に上州のムードを漂わせ、群馬総社、八木原を過ぎると子持山が望め、渋川到着である。
ここから長野原草津口までは特急に乗らざるを得ない。9時3分発の特急「草津1号」の自由席は休日のためか行楽客でほぼ満員であった。山の中を走り、当方はリクライニングシートに凭れてしばしまどろみ、長野原草津口着。乗客の7割が下車する。ここで白根火山行きのバスに乗りかえる。さてバスは北へ進み国道をけっこうな速度で走ると草津温泉。ここから山肌をからむスカイラインに入り、高度をグングン上げていく。ロープウェイ駅のある殺生河原で半数の客が下車し、そこからは地獄のような硫黄の吹き出る浮世ばなれしたところを走り、なおも高度を上げて行くと前方に白根山の白くたおやかな山容が望め、ほどなく白根火山のバスターミナルに到着した。
相手にとってまことに不足のためか全く気合が乗らない。弓池を瞥見してから車道を10分ばかり歩いてロープウェイ山上駅のそばから登山道に入る。短いのであえて本気を出してガンガン進む。道自体もそんなにきついものでもない。いともあっさりと火口あとの縁に出、火口を半周すると展望台分岐。そこから曲がりくねった平坦な遊歩道をしばらく歩いて登山道の最高点に到着した。浅間山が大きい。はい登頂のポーズ決め。
さっさと観光客でごった返す最高点をあとに引き返し、帰路は展望台と鎌池を経由しつつ白根火山に戻ったが、とくに見るべきものもなくぱっとしない歩きであった。ただ鎌池からの下りは階段状の下りがあって登る際には難儀すると思われる。ロープウェイ山上駅からは逢ノ峰の東を巻くコースを取り、あっけなく白根火山バスターミナル着。バスの時間まで間があったので湯釜展望台や弓池などを見物して時間をつぶした。