39 磐梯山(1818m)

山紹介及び最も楽な登り方:

猪苗代湖のほとりに立つ会津の名峰。猪苗代側と裏磐梯から見た姿の違いが際立つ。標高2000mに満たない山だが、火山特有の荒荒しさは備え持っている。登山口はたくさんあり、翁島からの直登りコース、猪苗代スキー場からの回りこんで登るコース、八方台からの最短コース、裏磐梯からのコースと数多い。最も楽なのは、マイカー利用ならゴールドライン利用での八方台からのコース。交通機関利用なら裏磐梯か猪苗代だと思います。難易度2。

登山記録

2000年10月2日(月)  費用発生:17,080円

549桜ヶ丘・・・622新宿640・・・709大宮722・・・823郡山835・・・914猪苗代=925猪苗代スキー場ー1022天の庭ー1105沼の平ー1145弘法清水1150ー1210磐梯山1215ー1230弘法清水1240ー1325天の庭ー1400猪苗代スキー場ー1450猪苗代1514・・・1539郡山1801・・・大宮・・・新宿2028・・・桜ヶ丘

日本は火山大国である。百名山の中にも火山は数多く入っていて、それらの山がちょっとおかしな動きをするとその山は登山禁止が敷かれてしまう。磐梯山も最近ちょっと活動があったようで立入り禁止が敷かれていたが、「噴火の可能性は否定できないが、直ちに危険というわけでない」から、9月23日に規制が解除された。この機を狙い、当初は計画に組んでいなかった磐梯山をやろうと決めた。恵那山は来年に回すことにした。どうせ火山ではないのだから。

新宿から埼京線の通勤快速で大宮に出て、大宮発7時22分の新幹線「やまびこ33号」に乗る。車内は満席で、宇都宮まで座ることができなかった。曇り空の関東平野を新幹線は疾走し、宇都宮を過ぎると徐々に丘陵に入っていき、いくつかトンネルを抜け、新白河を過ぎるとみちのく路である。ほどなく郡山着。高架の新幹線ホームから地上の年季の入った磐越線ホームに移動する。

郡山発8時35分の快速ばんだいはしばらく郡山盆地を西へ走った後、山中に入り、磐梯熱海を過ぎると分水界のトンネルを抜け、猪苗代盆地に出る。関都で運転停車し、上り列車と行き違う。そこから列車は猪苗代盆地を下って行く。ほどなく右窓に磐梯山が見えた。端正な三角形の姿、その優美な裾野は見るものの心を打つ。9時14分。猪苗代到着。登山口の猪苗代スキー場まではタクシーに乗らざるを得ない。といっても乗るのはたかが10分、この程度なら懐もさして痛まない。といっても上がりつづけるメーターを見るのは一種独特のスリルがある。猪苗代盆地から磐梯山のふもとを駆け上がり、すぐに猪苗代スキー場に到着。タクシー代は1650円だった。

スキー場からまずはゲレンデ管理用の砂利道を進む。ゲレンデの斜面につけられた道なのでけっこう勾配がきつい。いったん右にカーブし、アカベコレストランの手前でゲレンデの中の登山道に入る。そこからもリフトの鉄塔を見ながらの単調なのぼりが続く。斜面を上まで登り切ると右に曲り、そこからさらに隣のゲレンデの1番上まで登らされる。上級者向けのゲレンデなのか、傾斜がきつい。ゲレンデのいちばん上が天の庭展望台。そこからは岩のゴロゴロした本格的な登山道に入って行く。振り返れば猪苗代湖が大きい。対岸まで見えないので、まるで海岸近くの山を登っているかのようである。

ほどなく赤埴山への道を分け、しばらく西側のややのぼり気味のトラバース道を行く。平坦な道だが苔むす岩がゴロゴロしている。ほどなく赤埴山道と合流し、そこからすこし下って今度は沼の平の平らな道である。そして赤埴林道分岐を過ぎ、まず左手に大きい沼が見える。そして右手にも沼が見えてくる。沼の平の道をしばらく進むと眼前に櫛が峰の威容が望め、ほどなく渋谷登山道分岐。そこから稜線直下の斜面をひとしきり登るとすぐに稜線に出て裏磐梯からの道と合流する。そしてしばらく岩のゴロゴロした上りを行くと黄金清水。火山性の山なのに涌き水が流れている。そこからちょっと登って弘法清水。ここには2軒の休憩小屋が立っている。

荷物を茂みに隠し、空身で磐梯山にアタックする。やや早めのピッチで進んだがなかなか頂上に至らない。頂上直下だがまばらな樹林帯なので展望がない。樹林帯を抜け、白い岩のガラガラした登りをこなすと磐梯山の頂上である。曇り空なので遠望はないが、猪苗代湖の眺めが良い。登頂のポーズ、決めっ!

日帰りなのですぐさま戻りにかかる。元来た道をガンガン下って弘法清水に戻り荷物を回収し、休憩小屋でカップしるこを飲んだあと、下山にかかる。下りは快調である。黄金清水、裏磐梯分岐、渋谷分岐とたちどころに過ぎ、そこからはしばらく廊下同然の道が続くので調子に乗って下る。沼の平、赤埴林道分岐、赤埴山分岐を過ぎて、斜面をひとしきり下るとあっという間に天の庭。そこからゲレンデの急斜面。2度ほど転んで尻餅をついてしまったが、足任せに高度を下げ、2時ちょうどに猪苗代スキー場に戻りついた。帰りは駅まで歩く。雨が降ってきたので折りたたみ傘をさして、ウォークマンの音楽を聴きながら車道を猪苗代駅まで歩いた。

40 草津白根山へ

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