29 谷川岳 1,977m

1999年9月19日(日) 費用発生11,782円

449聖蹟桜ヶ丘・・・455分倍河原・・・府中本町501・・・武蔵浦和・・・大宮610・・・739新前橋754・・・848水上908=936谷川岳ロープウェイ・・・950天神平1010−1043熊穴沢小屋ー1156トマの耳ー1210オキの耳ー1235トマの耳ー1402熊穴沢小屋ー1435天神平・・・谷川岳ロープウェイー土合1533−1648新前橋

山紹介及び最も楽な登り方・・・魔の山というイメージもある谷川岳だが、頂上だけを目指す分には手軽な山。標高の割に高山的雰囲気を持ち、上信越国境の山にふさわしい風格を持つ。最も楽な登り方は天神平までロープウェーで行ってそこからの往復。難易度は1プラス。

仕事方面で本業激務の日々が続いていると山行計画も杜撰なものになってゆくのか、前日の夜あれこれ検討したが、比較的安く上げられ、難易度も低い谷川岳にねらいをつける。体もここのところの激務でガタガタなので当然、ロープウェイ利用であるが、それでも頂上までコースタイム2時間30分の登りである。

さて早朝四時に起きて旅支度をし、明け方の野猿街道を下り、聖蹟桜ヶ丘から京王線の始発に乗り、乗り継ぎ乗り換えて大宮へ。今回は新幹線を利用するまでもないのでスーパーホリデーパスを買った後前橋行きに乗り、車中でまどろむうちに新前橋着。天気はあまり良くない。ここ水上行きに乗り換えたが3両編成の車内は混んでおり座れなかった。渋川でようやく席にありつき再度まどろみながら水上到着。谷川岳登山の最寄り駅はここから2つ先の土合だが、運転本数は少ないし、名物階段を登らねばならないので水上から谷川岳ロープウェイ行きのバスに乗った方が都合がいい。

バスは上越線と沿うように走り、湯檜曽の手前で武尊山方面への道を分け、土合からスノーシェードをひとつ抜けるとロープウェイの駅である。残念なことに雨が降っている。天気が良ければ帰りは歩こうかなとも思ったが、観念して1900円の往復切符を購入し、ロープウェイのゴンドラに乗る。ここのロープウェイは複線式であり、24秒間隔で次々とゴンドラが発車する回転の速いロープウェイである。待つことなく係員に促されて小さい(定員8人)ゴンドラの中に入り、ゴンドラは歩くほどのスピードでノロノロとホームの先端付近まで進むといきなり扉が締まり急にスピードがぐぐっと上がりそのままゴンドラは天上へ猛スピードで上がって行くのであった。

あがるにつれて谷には霧が立ち込め、何も見えない中、ただただ上へ上へと進み行く。10分足らずで標高1300mの天神平到着。朝食をすませてからロープウェイ駅の右から谷川岳頂上をめざす。まずは山腹のトラバース道で、木道や木の階段で整備された気持ちの良い道だが、雨のせいか地面のぬかるみが気にかかる。田尻尾根分岐を過ぎ、天神峠からの道を合わせ、少し下って登り返すとあっさり熊穴沢避難小屋に着いた。雨は止みかけており暑いのでカッパを脱ぎTシャツ1枚の夏山スタイルになる。

ここからは多少登りが厳しくなるが岩の露出した箇所の多い安定した道なのでさほどの難儀はない。淡々と霧の中登りつづけると天狗の留り場という大きな岩。そこからも岩の斜面の登りを続けザンゲ岩。なんでも山に登る際、この岩に立ってそれまでの行いを懺悔する岩らしい。そこからは笹と岩の間をしゃにむに登りつづけるとひょっこり肩の小屋の前に出た。ここで雲が晴れ、晴れ間が差し展望が開けてきた。ここから頂上の一つ、トマの耳まではすぐである。

分水嶺らしく西側は良く見えるが東側は霧がかかったままである。それでもどうにか先日登った武尊山や赤城山は見える。トマの耳から少し下って大きく登り返したところが最高峰のオキの耳である。稜線歩きは風に打たれる。トマの耳から15分ほどでオキの耳にたどり着いた。一ノ倉岳、茂倉岳が目の前に聳え、西には万太郎山、仙ノ倉山、平標山が雄々しい。遠くには苗場山が見える。神楽ヶ峰から下って頂上にいたる稜線が個性的だ。登頂のポーズ、決めっ。

トマの耳への登り返しは苦しかった。ヤレヤレと肩の小屋に下り、昼食にする。晴れたからにはマチガ沢へ下りたいが、なにしろ往復切符を持っているので天神平へもどることにする。土合発15時33分の列車で帰ろうと思っているので余裕の下りである。武尊、赤城方面の展望を楽しみながら下り、ザンゲ岩、天狗の留り場、避難小屋を過ぎ、再びドロドロ道を経て木道を歩き、天神平に戻り、待たずにロープウェイに乗り、下界の駅からバス道を15分ほど歩くと、がらんとした土合駅に到着した。山小屋風の大きな駅舎だが無人駅であり、窓口も閉ざされていた。

名物階段を瞥見したりして時間をつぶし、15時33分発の水上行きで帰途につき、新前橋で途中下車して赤まる市場で食事をしてから八高線で帰途についた。

30 皇海山 へ

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