第68区 猪之頭→紅葉台入口

2004年4月14日 所要時間 6時間50分 費用発生 7,700円

541多摩センター・・・656小田原718・・・富士843・・・853富士宮910=954猪之頭−1001猪之頭中学校−1035麓−1142A沢貯水池−1226割石峠1230−1345本栖湖(国民宿舎跡)1400−1500精進民宿村−1616風穴−1651紅葉台分岐−1700紅葉台入口バス停1749=1815河口湖1907=2021中央道日野−万願寺2038・・・2049大塚

朝五時、眠いがプラン通り東海に行こうと思い、布団から抜け出し着替えてザックを担ぐ。きょうは午後から雨との予報で、中止も考えたが雨天中止するほど難易度の高いコースでもないので、多摩センターへ向かった。愛宕の丘の下りでサンダルが壊れるアクシデント。道ばたで登山靴に履きかえるが、先が思いやられる。

鹿児島(霧島・開聞)から帰ってきても仕事の山。イベントの手伝いや送別会、研修会がビンゴのように重なり、やらなくてはならない事が積み重なってゆく。次の休みは家でゴロゴロしたかったが、東海自然歩道の復路も佳境に入っているので、疲れてはいるが旅に出る。昨日も今日もこれからも、LAMENTを抱えているが、私は旅に出る。

新百合ヶ丘からの小田急の急行電車では眠りこけ、7時すこし前に小田原に到着。駅構内のコンビニでおにぎりやパンを買いこみ、7時18分発の静岡行きに乗りかえる。スポーツ新聞を読んでいるうちに眠くなったのでウトウトする。気がついたら丹那トンネルを抜けていて、沼津でどっと客が降り、ほどなく富士に到着。ここから富士宮までの身延線は、バスとの接続の都合上、短区間ながら特急を使わざるを得ない。8時43分の特急「ふじかわ1号」に乗る。坐るとすぐに車掌がやってきたので、特急券640円を買う。今日は曇天なので、富士山は見えない。

富士宮からは猪之頭行きバスに乗る。市街地を抜け富士山麓を上がって行って、白糸の滝を過ぎると乗客は私一人になった。森の中を抜け、前回来た猪之頭バス停に到着。県道をすこし北に歩いて猪之頭中学校の横からルートに復帰する。どことなく荒涼とした林の中のトレイルをゆく。時折別荘が現れる。ほどなく車道に出て、グリーンパークの跡地の横を通り、北西方向に歩いて行き、麓の吊橋を渡ると牧場が現れ、ほどなく毛無山登山口のに着いた。

静岡県脱出にはまだまだ先は長い。ドスドスと前進してゆく。左手に山、右手に牧場の緑といったところを進み、ほどなく朝霧高原に出た。右手の牧場では数十頭の乳牛が草をはんでいる。展望台を過ぎ、なおも大味な景観の中を進んで行くと、雨天迂回路の分岐を分け、涸れ沢を渡る。そのあと大きく左に曲がって根原の吊橋をギシギシきしませながら渡る。そこから林道を進んで行くと、ほどなくA沢貯水池に到着した。

ここからの東海自然歩道は左に曲がり、雨が岳方面へすこしばかり登って行き、端足峠への小道をわけてからはA沢貯水池を眼下に望みながら、山腹をトラバースするように進んで行く。往路ではは貯水池を挟んだ富士山の雄大さに感動した事を覚えているが、今回は霞しか見えない。右へ右へ回りこんで行くと、ほどなく県境の割石峠に到着した。歩き良いので飛ばし気味だったが、それでも二時間半を要した。

雨が降ってきたので傘をさして歩く。山梨県に入ると東海自然歩道の整備状況が悪くなるため、心してかからねばならない。丸太階段も朽ちかけており、湿地帯にかかっている木道は横転していた。砂防ダムの下を過ぎると道標のない分かれ道が出てくるが、山と平地の間についている道を選ぶようにした。それでも迷う箇所では良く見ると、木の枝にコースサインがぶら下がっている。いったん国道と並行し、そのあと左に折れてひと下りし、キャンプ場の中を通って本栖湖に出た。湖岸の道を歩き、国道を横切り鉄パイプの柵をまたいで国民宿舎の跡地に入る。いいかげん疲れてきたのでここでパンの行動食。

このあとも雨の中を進む。いきなり精進湖・パノラマ台の道標のある分岐で前者を選んでもとの国民宿舎跡に出てしまい5分ロスした。後者を選びなおしてしばらく進むとパノラマ台の分岐を分け、山裾を巻くように進み、城山の脇から国道の下をくぐる。そのあと県道沿いのトレイルを淡々と歩く。五時間も歩くとさすがに疲れを覚え、前半ちょっと飛ばしすぎたかなと思う。ようやく車道に出て、精進民宿村を突っ切り、また森の中へ入る。しばらくすると精進口の富士山登山道とクロスする。ここからがいわゆる「青木ヶ原樹海」である。

間隔を置いて走る国道の車の音が気になるが、それでもうっそうとした気味の悪い道であり、雨も降っており小生も疲れているのでこの長く続く歩きにはいささかうんざりしてきた。一時間ほど樹海の中を歩くと、自然歩道は右に折れて風穴へ向かう。このあたりが青木ヶ原の核心部らしく、自殺防止の看板やチラシボックスをいくつか見かけた。1回標識が紛らわしい所でコースミスをやってしまい、樹海内の細いトレイルに入りこんでしまった時は緊張した。白や黄色のビニールテープが目につく。迷い込み防止用であろうか。

富岳風穴を過ぎて東にすこし向かうと鳴沢氷穴に出た。駐車場や土産物店などもあり、こちらのほうが観光スポットらしい。ここから数分歩いて国道の下をくぐり、しばらく登り気味の道を進むと紅葉台の入口に出た。時刻は五時すこしまえ、きょうはこれでおしまいにしようと思う。日が暮れる前に足和田山を越えられそうにないし、たとえ越えてもバスの最終を逃すことになる。ここでコースを離脱し、私は国道の方へ向かった。雨の中、閉店したドライブインの軒先で小一時間バスを待った。動きを止めると寒い。18時10分、河口湖駅に着き、中央高速バスの券を取る。時間まで間があったので私は駅前の食堂で山菜うどんを食べながらストーブにあたった。

69区 紅葉台入口→平野へ進む

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