第62区 若身→家山

2003年12月30日(日) 所要時間 7時間17分 費用発生20,900円(63区込み)

106小田原・・・330浜松608・・・640西鹿島715=800若身−855和泉平−915新宮池−1010大時1030−1132大光寺分岐−1200鳥居沢山−1243平松峠−1300大日山金剛院1310−1400市井平−1517家山1519・・・1605金谷1611・・・1616島田(泊)

29日、年内最後の仕事がはねて、ヤレヤレと思いながら家路につく。めずらしく小生は年末年始の4連休を今年はゲットできた。東海自然歩道往復踏破と言うおろかな行いに対し、自分から疑問が出る前に大勢を決してしまおうとの考えもあって、愛知から静岡へ猛進を続けているのである。27日に若身から帰ってきて、つぎのプランを立てて、島田のホテルを押さえた。そして私はいつものようにザックをパッキングし、寒いのでブランデーの水割りを一杯あおってから旅に出た。

小田急は比較的すいており、相模大野ですわることができた。そこから小田原までは、何も覚えていない。小田原駅の下りホームの「ながら」を待つ人の列は、今まで見た中でもっとも長い部類に入るかと思われた。午前一時を回り、まず小田原止まりの接続列車が到着し、長い列がさらに長くなる。つづいて下りホームに「ムーンライトながら」が入って来た。もうこれは座れないに決っている。いつものスペース狙いで車内にはいるやいなや、座席の最後部と壁の隙間にスライディングする。

ブランデー効果か、よく眠れて、三時半頃浜松着。デッキにうずくまる人をかき分けホームに降りる。前回も立寄った浜松駅前のロイヤルホストでホタテグリルの夜食。値段ほどの味ではない焼きホタテを食べ、コーヒーをすすりエロティックな記事の多い週刊現代を読みながら午前6時を待った。そのあと駅前のコンビニでパンやドリンクを買いこみ、6時8分発遠州鉄道の西鹿島行きに三十分ばかり揺られて、西鹿島でさらに待って、7時15分発春野町役場行きのバスに乗りこむ。

車内で一眠りしているうちにバスは秋葉山ろくに入って、気田川にかかる橋を渡って、8時頃若身橋のバス停に到着。ヤレヤレと歩きはじめる。袋井方面へのバス道路をちょっと歩いた後、和泉平へのちょっとしんどい車道の登りが始まる。うすぐらい谷間から山腹へ高度をあげてゆく。一時間弱の苦闘の後、和泉平に出て、そこから道標に従い新宮池へ向かう。のぼり気味の車道をカーブを切りながら進んで行くと、わりあいあっさり新宮池に出た。腹が空いてきたが大時で休もうと予定しているので、山道を下って、砂川(いさがわ)の集落に出た。斜面につけられた林道を進みながら砂川の集落を抜け、そこから単調な林道歩きを30分ばかりこなすと、見覚えのある大時の休憩所に出た。書き込み帖を見ながらパンの行動食。きょうは快晴であり日差しがほどよく注ぎ、ポカリがうまい。

大時の集落を抜けて、大光寺への山道となる。往路に歩いた時は林道を下らされた覚えがあるのだが、それ以後にルートの付け替えがあったのだろうか、山道を階段混じりにかなりハードに登らされる。夜行明けなだけにここの登りはこたえた。ほどなく林道に出て進んで行くと、パラボナアンテナの横を通り、だだ広い駐車場らしき広場を抜けて、大光寺分岐にたどりついた。ここからダートの林道をさらに進んで行くと、丸太がいくつも積んである伐採地に出て道が4つに分岐している箇所に出た。戸惑ったが、道標にしたがい左から3番目の林道を進む。ほどなく鳥居沢山への登り口から登山道に入る。

短いながら急峻なのぼり道をしのいで、尾根上に出てピークに達する。道標はないが鳥居沢山だなとの見当がつく。ここからは尾根どおしでどんどんくだってゆく。地面が乾燥しており滑りやすいので慎重に下った。ほどなく工事中の林道と交叉し、そこから山道を平松峠へ向かい歩いて行く。谷筋のトラバースでは狭い箇所もあったがなんとか通過し、右下に林道が見えてきて、さらに下ると平松峠に出た。県道を渡って、ここからは金剛院の参道、杉木立の中のやや登り気味の道をあるいてゆく。ほどなく豪華な作りの山門を抜けて、大日山金剛院に到着。

ウイダーインゼリーを吸いこんだ後、市井平へむかって進む。最初はすこし登った後、そのあとはダートの林道のゆるい下りとなる。単調なのでMDウォークマンのクラシック音楽を聴きながらテクテク下る。杉林の中を進み、山道の下りを経て、小一時間で市井平に到着。あとは車道を足任せに下るのみで、ホルストのセントポール組曲を聴いているうちに30分ほどで県道に出て八垂の滝分岐を通過し、なおも県道沿いを淡々と歩き、越地の集落に入り、家山市街に直接抜けるトンネルを分けて川沿いを進んで行くと家山の街並みに出た。

野守の池の横を通過。釣り人が何人か糸を垂れている。そのあと天王山をくるっと巻いて家山駅前に出た。きょうはここまでとし、島田のホテルに泊まってまた翌朝ここにもどってくる事にする。家山発15時19分発の電車に乗り、ふたつめの福用で代行バスに乗換え、しばらく揺られて第二東名の下の横岡という仮駅で金谷行きに乗りかえる。ほどなく金谷到着。大井川鉄道の金谷駅前にはいまやあまり見かけなくなったSL急行のメダル販売機と刻印機があり、アニ−ローリーの電子音メロディを時折流している。

16時11分発の静岡行きに乗る。大井川を長い鉄橋で渡り、東海パルプの工場の横を通り、島田到着。翌日用の食料を駅前のスーパーで買ってから、駅前のビジネスホテルに投宿。疲れたのでとりあえずベッドに横になる。十時ごろ眼がさめたので、テレビを見ながらおにぎりとワインで夜食。あしたは高根山を越える予定である。

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