2000年12月29日(金) 費用発生4,140円 所要時間6時間42分
110小田原・・・602金山・・・640岐阜・・・下芥見735−800千鳥橋ー852松尾池分岐ー1000三田洞弘法ー1055才峠入口ー1200岐阜刑務所ー1300伊洞ー1330川内ー1417神海1419・・・大垣1503・・・豊橋・・・浜松・・・沼津・・・熱海・・・茅ヶ崎2149・・・(相模線間違える)・・・013橋本020・・・033多摩センタ

人には変われる部分と変われない部分とがある。また捨てられるプライドと捨てられないプライドがある。容赦のない世間は、「早く変われ、早くやれ」と小生をせきたてるのであるが、当方はたじろぐ。耐えつづけるのと折れるのとどちらが勇気だろうと悩みつづける世紀末。当初考えていたことと今置かれている環境の相違。来世紀へ積み残した課題を一時的にではあるが打っちゃらかしておいて、小生はまたも旅に出るのであって、12月28日の夜、会社から帰ってきて、背広を脱いでいつもの登山スタイルに着替え、ザックを背負い、腕時計をケイパ・クオーツからカシオのプロトレックに換え、青春18きっぷを持って旅に出た。
いつものように小田原駅近くの吉野家で牛丼をかきこんでから小田原へ向かうといつもの3倍近い、ムーンライトながらを待つ人が・・・岐阜まで座れないかもしれないと思い、ながらは見送って後発の臨時快速を使うことにした。11両もつないでいるのだからなんとか座れるベと考えていたが甘かった。後発の快速も人でぎっしりで、デッキにうずくまるのがやっとであった。なんてこったい。よく考えれば「ながら」は小田原まで全車指定席なのであるが、こっちは品川から全車自由席。こっちから埋まるのであれば小田原から座れるはずがない。
臨時快速はJR東日本が波動用編成として持っているもと急行用の165系・169系をごちゃごちゃにつなぎ合わせて用意した代物で、ボロ車両なので揺れが激しい。車内の客層はほとんどが若者であった。バイタリティがあるのか、不況のあおりで新幹線に乗る金がないのか。憮然とした面持ちで底冷えのするデッキに座り込み、いくつかトンネルを抜けて熱海。来宮を通過すると丹那トンネルに入り、抜けて函南を通過すると三島に停車。そしてすぐに沼津。長時間停車するためデッキの客が一斉にホームに降りて煙草を吸い始める。
うずくまったまま若干ウトウトし、静岡、浜松に停車して、豊橋停車の寒さで目が覚める。青春18きっぷをなぜ多客期限定にするのか、通年発売にすればよいではないかと、寒さに震えつつ金山着。豊橋で「ながら」を追い越しているのでここで「ながら」に乗りかえることにする。名古屋で下車する客もいたので、岐阜までは座れた。えらく寒い中を新岐阜へ歩き、関行きの路面電車に乗る。国道沿いに北上し、7時半過ぎに下芥見着。仮眠すらできなかったので体調はよろしくない。ああ。国道沿いに南下し、歩道橋で国道と軌道を渡り、そこから道標に従い芥見の街並みを抜け、電柱につけられた標識をもとに右折し、そのまま農道をつっきると長良川の土手に出た。そこを左に曲り下流へ進むと千鳥橋。ゆったりとした流れの長良川を渡り、橋のたもとから道標に従い古津のバス停を過ぎ、田園地帯をぬけてからいよいよ山道に入る。
山道は雪が残っていた。滑らぬように気をつけて歩く。けっこう登りつづけ、長良川の展望台に着いた。金華山が雄々しい。岐阜市街や長良川が一望のもとに見渡せる。北側に目をやれば御嶽山が雪を被っている。体もあったまってきたのでセエターを脱ぐ。そこからは一気に下り、林道に降りたところが松尾池の分岐。そこを右折し、林道がまたも山道に変わり、沢沿いを離れてジグザグに登るとまた林道に出て白山展望台。関市や白山が見渡せる。そこから再び山道に入り、登りきったところが百々が峰(どどがみね)分岐。対面に百々が峰がそびえ、10分との表示もあるがここは見るだけにして、さっさと三田洞へ下る。一気にドカドカ下り、ほどなく公園のようなところに出て、そこから林道を下る。ラベンダー広場などをみて、木で出来た立派な林道ゲートを過ぎ、三田洞到着。まだ10時である。
そこからはつまらない道路歩きであった。歩道橋をわたってから西へ進み、学校の横を通り、鳥羽川を渡ってからいったん南へ進む。工事中の道路の下をくぐり、山崎コンビニの前を通ってからまた西へ、すこし登ったかと思うとすぐに下り、椿洞の集落を過ぎ、広い道路を横切ってさらに西へ進む。畜産センターがどこなのかはわからなかった。西へ進み、集落のどん詰まりから山道に入る。今日はここまでノンストップで来たのでお食事タイムにする。もっとも立ち止まると寒いのですぐ行動再開したが。山道は低い峠(才峠)をこえるとあっけなく終わり、石谷の集落に入って行く。農道を突っ切るうちに伊自良川にぶつかり、よくわからなかったのでそのまま直進すると四つ角にぶつかった。道標はない、はて。ここは直進するのが正しいようだ。
村山の集落に入り、公園のわきから旧道に入り、またも石垣の切り通しがある低い峠を越える。降りたところにトンネルの出口がある。久々に道標に出会い、則松へと進んで行く。岐阜刑務所の端っこで靴紐を直したあと、車道歩きがつまらないのでウォークマンを耳に当てた。奥井雅美さんをききながらひたすら北へ。道標がたまにしか出てこないよく分からぬ道であったが、川沿いか幹線道路沿いにすすんでいれば特に問題はない。B面が終わろうかという頃に伊洞の集落を抜ける。鯉の養殖池がある。伊洞からさらに道路は登りになり、カーブをいくつか切ると鹿穴峠を越えて、本巣町に入る。ここからすこし山道を歩き、林道になってしばらくすると川内の集落。ここで左に曲り、川沿いに神海に向かう。林の中の川沿いの林道で、路傍の残雪が気になる道であったが、距離的にはたいしたこともなく、ほどなく国道157号に飛び出した。右折し、神海駅をめざす。
ほどなく神海駅に到着。次回のルートを探そうと思う間もなくレールバスが来たので次回はなんとかなるさと思い、そのまま車中で眠りについた。帰途は往路の疲れ、歩き疲れなどもあって眠りこけ続けた。豊橋までの快速までもグー、浜松でどう乗り換えたか記憶がない、そのまま沼津までグー、茅ヶ崎までは起きていたが相模線の車中でぐっすり眠ってしまい、いったん橋本まで来たにもかかわらずそのまま電車が折り返してしまい寒川で気がつきまた乗り換え、という間抜けをやったせいもあって自宅にもどったのは午前1時過ぎであった。