2000年12月22日(金) 所要タイム5時間49分 費用発生5,200円
106小田原・・・602金山・・・犬山・・・703善師野駅ー709善師野ー726恵那コース分岐点ー750継鹿尾山ー800寂光院ー835ライン大橋ー935道を間違える1046ー1110寒洞池ー1200三つ池ー1258下芥見1300・・・岐阜1400・・・豊橋・・・浜松・・・静岡1713・・・沼津1815・・・松田1925・・・2047多摩センタ

自宅の部屋の壁に東海自然歩道の全コース図を貼り、今まで歩いたところを赤いマジックで書き入れた。高尾山に始まった線が細かいカーブをくりかえしながら名古屋の北までつらなっている。犯人の逃走経路や、出来の悪い台風の進路に似てなくもないが、これはこれでひとつの絵であると思う。さて、まで4日分の権利が残っている青春18きっぷを行使すべく、いつものように私はミッドナイトの小田原駅に出向き、いつものように牛丼の並と味噌汁、今回はお新香も平らげ、ムーンライトながらの人となった。いうまでもなくかかる格安夜行に乗る方々の客層は新幹線とは異なる。サテライト・トラベラーの一員となるのであって、ガールフレンドとのデート旅行にかかる夜行列車を使おうものなら即、嫌われてしまうであろう。
それはさておき、金山までの道中は前回と同じだからはしょるとして、金山から名鉄線に乗り換え、犬山乗り換えで前回打ち切った善師野駅へ。激烈に寒いので駅から前回打ちきった箇所まではランニングして体をあたため、ついでに自販機でコーヒーを買って懐炉代わりにする。ほどなく東海自然歩道コースに入り、善師野の集落の奥へ進み、徐々に登り、林道に入るとほどなく恵那コースとの分岐点である。東側の山の端から朝日が差し込み、落ち葉を輝かせている。
そこからはいきなり、急斜面の丸太階段道であった。継鹿尾山をなめてはいけない。アップダウンが数回続き、時には岩肌にステップを入れて登る箇所もあるので、それなりの高山を登っているかのようだ。目の前のこんもりとした山に取り付き、急斜面をウオリャーと気合を入れて登り、どうにか継鹿尾山。そこから少し下ると寂光院の境内に入り、秋葉神社以来と思われるベラボーに長い石段をズダダダダッと下る。駐車場の横を通り、ユースホステル方面の道を取り、そこを道標に従いながらおりてゆくと、あっさり木曽川のほとりに降り立つ。幅広い川だが、若干の奇岩など景勝があり、日本ラインという観光コースであることがわかる。
川の土手沿いをしばらく歩き、名鉄線の下をくぐると眼前に犬山城が見えてくる。川のほとりの小高い丘の上に立った城郭といった感じである。犬山城をながめながら、観光旅館の横を過ぎて、木曽川を渡る地点であるライン大橋にたどりついた。だがこの橋、歩道がないため冷や汗をかいた。信号の関係で車の流れが切れたらダッシュで走り、車が流れてきたら立ち止まって退避する。それを3回繰り返し対岸に着いた。ともかくこれで木曽川を渡ったので、岐阜県入りである。市街地なので前回の県境越えのような感動に乏しい。そこから木曽川をすこしさかのぼり、大安寺川がわかれるところから、大安寺川ぞいに歩いて行く。ほどなく三組みのレールの上を踏切で渡る。ふたつは名鉄線、ひとつかJR高山本線。単線で架線がない(高山本線はディーゼル)のですぐわかる。
そのあと国道21号の下をくぐり、住宅地をしばらく進むと道が登り気味になり、ため池を右横に見て大安寺。更に赤い灯篭が並ぶ道を進むとイノシシ鍋や川魚料理の店を過ぎ、のぼりが乱立する日の出不動。そのあと更に登り左手に各務原公園を過ぎて、やや下りに転ずる所に寒洞池まで2.2kmの標識があったので入る。そのあと分岐の表示があったが、どちらが正規ルートかわからなかった。片方はダートの林道で「かがみの森300m」と表示されており、もう片方は「昆虫の森」と表示されており、赤い矢印の表示が追加されている。多分こちらではと思い、進んで見たが、これはコースミスで、これで私は関市の「昆虫の森」の中を延々歩き続け、1時間以上ロスしてしまった。間違えたら確証の持てるところまで引き返すのが常道だが、失った時間は取り返せないし、何よりかかる大チョンボをやってしまって、ふがいなさと怒りでエキサイトしながら先ほどの分岐まで戻り今度はダートの方に足を進めると、20mも進まぬうちに東海自然歩道の道標が。
そのあと30分ぐらい林道と山道を歩いて、半分干上がった寒洞池に着いた。怒りをしずめるべくここで昼食。おにぎり3個をほうりこんですぐさま出発。そこからゴルフ場のすみを山道で過ぎると須衛稲田。ここからは車道であった。ゴミ処理場などで交通量が多いので迂回路を歩くべしといった看板があるが余計に歩かねばならないのでそんなものは気にしない。介護センターのところを左折し、いくつかため池を見て、右手にゴミ処理場を見て、低い峠を越えると三ツ池公園。車道なので耳にウォークマンをあててガンガン歩く。ほどなく須衛にでて、車道と交叉し、住宅地を横切ってから老洞峠への林道の登りにかかる。とくにどうということもなく低い老洞峠を越えて岐阜市に入り、またもゴミ処理場が現れ、その前を突っ切り徐々に下って行くと自動車教習所の前に出た。なおもあるくと国道に飛び出し、それを横切りなおも進むと名鉄美濃町線の線路に出る。下芥見の駅はすぐそこである。
午後1時前だが帰りが長いし、「駅から駅まで」というこだわりもあったので今日はこれで打ちきる。ほどなく路面電車同然の一両の電車がゴトゴトと現れ、新岐阜まではそれに揺られ、JR岐阜から普通列車を乗り継いで、夜9時頃自宅に戻りついた。